不等式\( \)を満たす\( x\)の値を考える。例えば、\(x= \)はこの不等式を満たすが、\( \) はこの不等式を満たさない。
\(x\) についての不等式を満たす\(x\) の値の範囲をその不等式の解といい、解を求めることをその不等式を解くといいます。
不等式の解
不等式:
\( x\ \)の満たすべき条件を表した不等式を,\( x\ \)についての不等式といいます.
例:不等式
不等式の解:
\( x\ \)についての不等式において,不等式を成り立たせる\( \ x\ \)の値を,その不等式の解といいます.
例:不等式の解
不等式\(\ 3x>1\ \)を考えます.
- \( x=1\ \)のとき,左辺は\( \ 3 \ \)であるので,\(3x>1 \ \)は成り立ちます.よって,\( x=1\ \)は不等式\(\ 3x>1\ \)の解になります.
- \( x=0\ \)のとき,左辺は\( \ 0 \ \)であるので,\(3x>1 \ \)は成り立ちません.よって,\( x=0\ \)は不等式\(\ 3x>1\ \)の解ではありません.
不等式の解・不等式を解く:
不等式のすべての解を求めることを,その不等式を解くといいます.また,不等式のすべての解の集まりを,その不等式の解ということもあります.
例:不等式の解
1次不等式
移項:
等式の場合と同様に””を使うことで不等号の場合も移項をすることができます.
1次不等式:
移行して整理することにより
\begin{align*} &\mathbf{(1次式)}>0,\ \ \ & \mathbf{(1次式)}<0 \\ &\mathbf{(1次式)}≧ 0,\ \ \ & \mathbf{(1次式)}≦ 0 \end{align*}
のいずれかの形に変形できる不等式を1次不等式といいます.
連立1次不等式
連立1次不等式:
2つ以上の不等式を組み合わせたものを連立不等式といいます.それらの不等式を同時に満たす\(\ x\ \)の値の範囲をその連立不等式の解といいます.また,連立不等式の解を求めることをその連立不等式を解くといいます.
連立不等式を解くには,それぞれの不等式を解き,それらの解の共通の範囲を求めるといいです.
例:
\( A<B<C \):
不等式\(\ A<B<C\ \)は,\(A<B\ \)と\(\ B<C\ \)が同時に成り立つことを意味しています.
例:\( A<B<C \)
\( 3x-7<2x+1<4x+9 \ \)は連立不等式
\begin{cases} 3x-7<2x+1\\ 2x+1<4x+9 \end{cases}
と同じ意味です.
1次不等式の応用
1次不等式の応用として,身近な問題を解決するのに使えそうな問題を扱っていきます.


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