【数I】1次不等式【数と式(第9回)】

数と式

不等式\( \)を満たす\( x\)の値を考える。例えば、\(x= \)はこの不等式を満たすが、\( \) はこの不等式を満たさない。
\(x\) についての不等式を満たす\(x\) の値の範囲をその不等式の解といい、解を求めることをその不等式を解くといいます。

不等式の解


不等式:

\( x\ \)の満たすべき条件を表した不等式を,\( x\ \)についての不等式といいます.


例:不等式


不等式の解:

\( x\ \)についての不等式において,不等式を成り立たせる\( \ x\ \)の値を,その不等式の解といいます.


例:不等式の解

不等式\(\ 3x>1\ \)を考えます.

  1. \( x=1\ \)のとき,左辺は\( \ 3 \ \)であるので,\(3x>1 \ \)は成り立ちます.よって,\( x=1\ \)は不等式\(\ 3x>1\ \)の解になります.
  2. \( x=0\ \)のとき,左辺は\( \ 0 \ \)であるので,\(3x>1 \ \)は成り立ちません.よって,\( x=0\ \)は不等式\(\ 3x>1\ \)の解ではありません.


不等式の解・不等式を解く:

不等式のすべての解を求めることを,その不等式を解くといいます.また,不等式のすべての解の集まりを,その不等式の解ということもあります.


例:不等式の解

1次不等式


移項:

等式の場合と同様に””を使うことで不等号の場合も移項をすることができます.


1次不等式:

移行して整理することにより

\begin{align*} &\mathbf{(1次式)}>0,\ \ \ & \mathbf{(1次式)}<0 \\ &\mathbf{(1次式)}≧ 0,\ \ \ & \mathbf{(1次式)}≦ 0 \end{align*}

のいずれかの形に変形できる不等式を1次不等式といいます.

連立1次不等式


連立1次不等式:

2つ以上の不等式を組み合わせたものを連立不等式といいます.それらの不等式を同時に満たす\(\ x\ \)の値の範囲をその連立不等式の解といいます.また,連立不等式の解を求めることをその連立不等式を解くといいます.

連立不等式を解くには,それぞれの不等式を解き,それらの解の共通の範囲を求めるといいです.


例:

\( A<B<C \):

不等式\(\ A<B<C\ \)は,\(A<B\ \)と\(\ B<C\ \)が同時に成り立つことを意味しています.


例:\( A<B<C \)

\( 3x-7<2x+1<4x+9 \ \)は連立不等式

\begin{cases} 3x-7<2x+1\\ 2x+1<4x+9 \end{cases}

と同じ意味です.

1次不等式の応用

1次不等式の応用として,身近な問題を解決するのに使えそうな問題を扱っていきます.

関連動画

”とある男が授業してみた”

コメント