【数II】余剰の定理と因数定理【複素数と方程式(第4回)】

ここでは、\( x\)の3次式や4次式で表される方程式を解くための準備として,\( x\)の整式を因数分解する方法について学んでいく。

剰余の定理

以下では,\( x\)の整式を\( P(x),\ Q(x)\)などと書く。また,整式\( P(x)\)の\( x\)に数\( k\)を代入したときの値を\( P(k)\)と書く。

整式\( P(x)\)を\(x \)の1次式\(x-k \)で割った商が\( Q(x)\),余りが\( R\)であることは,次の等式で表される。

\( P(x)=(x-k)Q(x)+ R\)

ここで,両辺の\( x\)に\( k\)を代入すると,\(P(k)=R\)が得られる。

したがって,次の剰余の定理が成立します。

剰余の定理

整式\( P(x)\)を1次式\( x-k\)で割った余りは,\( P(k)\)に等しい。

因数定理

剰余の定理によって、次が成り立つ。

整式\( P(x)\)が1次式\( x-\alpha \)で割り切れる\( \iff\)\( P(\alpha)=0\)

よって,\( P(\alpha)=0\)のとき、

\( P(x)=(x- \alpha )Q(x)\)の形である。以上から,次の因数定理が成り立ちます。

因数定理

整式\( P(x)\)が\( x-\alpha \)を因数にもつ\( \iff \) \( P(\alpha )=0\)

因数定理(微積分学習済み)

ここでは、微分を使った

コメント