ここからは、整数の性質を学習していきます。
整数
1,2,3,\(\cdots \)を正の整数または自然数といいます。また,-1,-2,-3,\( \cdots \)を負の整数といいます。正の整数,負の整数および0を合わせて整数といいます。
約数と倍数
2つの整数a,bに対して,\[ a=bk\]となる整数kが存在するとき,bをaの約数,aをbの倍数といいます.
例)10=2\( \cdot\)5なので,2は10の約数となります。
また,10=(-2)\( \cdot\)(-5)なので −2も10の約数になります。
※2\( \cdot\)5の\( \cdot\)は積を表す記号で、\( \times \)と同じ意味を表します.
例)10=2\( \cdot\)5なので,10は2の倍数となります。
また,-10=2\( \cdot\)(-5)なので −10も2の倍数になります。
例)10の約数
10=1\( \cdot\)10,10=2\( \cdot\)5,10=5\( \cdot\)2,10=10\( \cdot\)1なので
10の約数は,1,2,5,10,-1,-2,-5,-10の8個になります.
(正の数と負の数をまとめて\( \pm\)という記号を使って,\( \pm\)1,\( \pm\)2,\( \pm\)5,\( \pm\)10 と書いてもいいです)
例)10の倍数
10の倍数は,10に整数をかけた数で無数にあります.
\(\cdots \),-30,-20,-10,0,10,20,30\(\cdots \)
(これを、上の例でも使った\( \pm\)の記号を使用して,0, \( \pm\)10, \( \pm\)20, \( \pm\)30,\(\cdots \)と書いてもいいです)
注)上の例からも分かるように,bがaの約数(aがbの倍数)のとき,つまりa=bkとかけるときa=(-b)\( \cdot\)(-k)となるので,-bもaの約数になります。また,-a=b(-k)ともなるので,-aもbの倍数になります。さらに,a=1\( \cdot\)aなので,1はすべての整数の約数になります.また,0=b\( \cdot\)0なので、0はすべての整数の倍数になります。

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